名古屋と松本の遠距離で準備を進めてこられたおふたりでしたので、あまり一緒に打ち合わせに来れず不安もあったかもしれませんが、おふたり揃っての打ち合わせは試食会のご参加含めて3回。
その分、衣装合わせやヘアメイクリハーサルには花嫁とお母様だけでお越しいただき、軽井沢へのドライブや散策なども楽しみながら、結婚前の大切な時を母娘でお過ごしいただけたようです。

ひとつひとつ丁寧に選び、巡り合ったヘアメイクさんやフォトグラファーやフローリスト。彼らと過ごす時間も愛おしむように一日を過ごされているおふたりの姿がとても印象的でした。

選びぬいた大好きなウエディングドレスや美しいビジューコーム。優雅なブライズルームで、時間をかけてゆっくり施されるヘアメイク。そして、小さな花びらが集まって穂のように咲くライラックを束ねたブーケを抱えた花嫁は甘くやさしい香りを纏って、いっそう輝いていました。

キリスト教式では司祭の温かなメッセージがそこに集う人々の胸にしっかりと届き、木の温もりとご家族や列席の皆さまからの祝福と優しい眼差しとがおふたりをすっかりと包み込んでいるかのようでした。

披露宴はシンプルなプログラムながらも、自然とおふたりの想いが溢れる内容になりました。
当日バースデーの友人へのサプライズバイトや1か月後に結婚式を控えた友人からのスピーチとその御礼に渡したお揃いのハンカチにも、感謝とお祝いの気持ちがいっぱい詰まっていましたし、ご懐妊中の友人ゲスト、可愛いお子様ゲスト、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんのことも気遣われ、本当に皆様のことを大切に大切に考えられていることが伝わってきました。

皆様もそのおふたりからのおもてなしのお気持ちを十分に受け取り、お料理も会話も写真撮影も存分に楽しみながら、気兼ねなく、ゆっくりと寛いでいただけたようです。